シンコーエンジニアリング

BOSCH診断

あなたは、聴診器と血圧計しか無い病院で健康診断を受けますか?

クルマの健康診断も同じです。最新のクルマには、最新の診断技術が必要です。
自動車整備は、点検から「診断」へ。スパナからコンピュータへ。
ボッシュには、最新の診断システム。
「ボッシュサービスプログラム」があります。

クルマの誕生と、ほぼ時を同じくボッシュの創造の歴史は始まりました。
そして常にクルマの進化と共にあり、その原動力となってきました。
クルマを知り尽くしたボッシュ独自開発の多種多様な診断機器を駆使した総合的な診断。
長い歴史と世界150ヶ国にも及ぶ企業規模から集められた圧倒的情報量。
誰にでもわかりやすい数値やグラフで表される診断結果。
それが「ボッシュサービスプログラム」です。

あなたの愛車を精密診断。

ボッシュサービスプログラムなら、少しの変化も僅かな異常も見逃しません。
ボッシュ製の機器を使って、車の基本性能を徹底診断。
愛車のカルテで、正確な診断を確実な整備に活かします。

[ボッシュサービスプログラム]の診断は、クルマの基本性能を重視します。
まず、安心で安全な走行に必要な車の三大要素である「走る」「曲がる」「止まる」を診断することを
コンセプトとして、ボッシュ製の最新の診断機器を使い、結果を数値や<グラフで表示します。
データは毎回蓄積し、クルマの状態の変化を見ながら、さらにきめ細かい整備に活かします。
[ボッシュサービスプログラム]は、いわば「愛車のカルテ」を作成し、ボッシュならではのスマートな
自動車整備につなけるためのプログラムです。

数値やグラフで、診断結果を表示。車の状態は、どなたにも一目瞭然のわかりやすさです。

[ボッシュサービスプログラム]診断の大きな特長が、診断結果のご提示です。車の基本性能を精密に診断した診断結果は、すべて数値化されたシートに記入。これによって、愛車の状態を、お客様ご自身の目で確認していただけます。
もちろん、メカに詳しくない方にも、数値やグラフなどで、ビジュアル的にもわかりやすくご説明することが可能です。

車検と比較してもこんなにも違いがあります。

診断項目 診断内容 ボッシュサービス
プログラム
車検
バッテリー 電圧、スタート容量 ×
オルタネーター 制御電圧、発電状態
リップル

×
×
ABS 故障コード確認 ×
エアバック 故障コード確認 ×
排気ガス CO,HC
CO2,O2


×
ラムダンサー 作動確認 ×
サイドスリップ 前輪
後輪


×
ブレーキ 制動力変化 ×

車に求められる、走る・曲がる・止まるを総合的に診断。結果はカルテとして保存することが可能です。

ECUシステム診断とは

車両診断でもっとも重要なバッテリー&オルタネーターチェックとエンジンコントロールユニット(ECU)などの診断を行います。
ここでは、バッテリー、オルタネーターが正常に作動しているか、コントロールユニットに異常が記録されていないか、
ラムダセンサーが正常に作動しているかどうかをチェックします。

バッテリーテスト

バッテリーテスト事例です。電圧は基準値内ですが、スタート容量が落ち込んでいます。早めの交換をおすすめします。

オルタネーターテスト

オルタネーター(発電機)テスト事例です。発電はされていますが、リップルに異常値が見られます。
誤作動の原因になりますので、更に詳しい点検が必要です。

コントロールユニット診断

コントロールユニット診断事例です。
数多くのセンサーなどから故障を見地した履歴が残されています。
本事例では、ラムダセンサーは、故障コードのみではなくラムダセンサー本体の状態もチェックします。
※事例により診断できない場合がございます。

特に、エアバッグの断線の履歴があります。
エアバッグの不作動は大変危険ですので、実際の故障なのか、修理時の履歴の消し忘れなのか詳しく調べる必要があります。

エンジン診断とは

排気ガスにより、エンジンの燃焼状態を確認。ヨーロッパ基準の「4ガス」タイプの排気ガステスターで、
理想的な数値であるか、無駄な燃料が出ていないかを診断します。

排ガステスト

エンジン診断事例です。
本事例は、ほぼすべて排気ガス組成に異常値が見られます。
車検には通る範囲内ですが、不完全燃焼を起こしていますので、クルマのパフォーマンスの低下や燃費の悪化の原因となり、
環境への悪影響も懸念されます。
早急に原因を特定し修理する必要があります。

交換前   交換後
本事例の車両の場合、
原因はラムダセンサーにありました。
  ラムダセンサーを交換後は、
規定値に戻り燃費も約20%改善しました。